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谷川俊太郎

 

 
二十億光年の孤独
ゆうぐれ
さようなら
浄土
芝生
なんでもおまんこ
 
 
芝生   谷川俊太郎
 
 
そして私はいつか
どこかから来て
不意にこの芝生の上に立っていた
なすべきことはすべて
私の細胞が記憶していた
だから私は人間の形をし
幸せについて語りさえしたのだ

 
 
 
 
 
 
 
 
 

底本:谷川俊太郎詩選集2 集英社文庫

 

 
 
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